湘南ベルマーレは３月４日、J１リーグ第３節で川崎フロンターレのホームに乗り込んだ。64分に平岡大陽が先制点を挙げるも、81分に瀬川祐輔の同点弾を許す。試合はそのまま１－１でタイムアップ。逃げ切れなかったが、敵地で貴重な勝点１を得た。

　この試合で注目を浴びているのが、19分の畑大雅の突破だ。敵陣中央で味方からのパスに全力ダッシュで追いつき、左サイドでキープ。山根視来と家長昭博に対応されるが、巧みな切り返しで家長の股にボールを通して局面を打開した。
【動画】ベルマーレ畑大雅の「相手DFに挟まれながらも股を抜くテクニック」

　このワンシーンをJリーグの公式ツイッターが「虎のごとく突き進む。猛ダッシュで駆け上がり、相手DFに挟まれながらも股を抜くテクニック」と題してアップロード。パリ五輪世代の21歳DFは、実力者２人を前にしても臆することなく、果敢な仕掛けを披露した。

「５位以上」を目標に掲げる湘南は、開幕から３試合を終え、無敗の１勝２分で勝点５、６位につけている。ここまでスタメン出場を続ける畑のさらなる活躍に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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