現地３月３日、ウルグアイ・サッカー連盟は３月の２連戦（24日の日本戦、28日の韓国戦）に臨む代表候補メンバー34名を発表。あくまで予備登録で、実際にはここから絞り込んで東アジアに乗り込む予定だ。

　カタール・ワールドカップではまさかのグループステージ敗退に終わった南米の雄。リベンジを期して新たな船出を切るわけだが、いまだ新監督は決まっておらず、今回の遠征はマルセロ・ブロリ氏が暫定監督として指揮を執る予定だ。

　長く絶対エースとして君臨した35歳のFWルイス・スアレス（グレミオ＝ブラジル）は招集外。ワールドカップのガーナ戦終了後に主審に執拗な抗議を続けたGKフェルナンド・ムスレラ（ガラタサライ＝トルコ）、DFホセ・マリア・ヒメネス（Ａ・マドリー＝スペイン）、DFディエゴ・ゴディン（ベレス＝アルゼンチン）、FWエディンソン・カバーニ（バレンシア＝スペイン）の重鎮4選手は、FIFA（国際サッカー連盟）から制裁で出場停止処分を受けているため、彼らも選外となった。前十字じん帯損傷で長欠を余儀なくされたMFロドリゴ・ベンタンクール（トッテナム＝イングランド）も来日を果たせない。

　一方で、MFフェデリコ・バルベルデ（Ｒ・マドリー＝スペイン）、FWダルウィン・ヌニェス（リバプール＝イングランド）、さらにはDFロナルド・アラウホ（バルセロナ＝スペイン）ら次代の担い手たちが順当に選出されている。新生ウルグアイを攻守でリードする若きヤングスターたちのパフォーマンスに注目だ。
 

　来日予定のウルグアイ代表候補メンバー34名は以下の通りだ。

【ＧＫ】
セルヒオ・ロシェ（ナシオナル）
サンティアゴ・メレ（CAウニオン＝アルゼンチン）
ガストン・オルベイラ（オリンピア＝パラグアイ）
ギジェルモ・デ・アモレス（Ｓ・ヒホン＝スペイン）

【ＤＦ】
セバスティアン・コアテス（スポルティング＝ポルトガル）
セバスティアン・カセレス（クラブ・アメリカ＝メキシコ）
アグスティン・ロヘル（ヘルタ・ベルリン＝ドイツ）
サンティアゴ・ブエノ（ジローナ＝スペイン）
フェデリコ・ペレイラ（リベルプール）
ロナルド・アラウホ（バルセロナ＝スペイン）
ギジェルモ・バレラ（フラメンゴ＝ブラジル）
ホセ・ルイス・ロドリゲス（ヴァスコ・ダ・ガマ＝ブラジル） 
ジョバンニ・ゴンサレス（マジョルカ＝スペイン）
マティアス・オリベラ（ナポリ＝イタリア）
マティアス・ビーニャ（ボーンマス＝イングランド）
ホアキン・ピケレス（パルメイラス＝ブラジル）

【ＭＦ】
ルーカス・トレイラ（ガラタサライ＝トルコ）
マヌエル・ウガルテ（スポルティング＝ポルトガル）
マティアス・ベシーノ（ラツィオ＝イタリア）
フェリペ・カルバジョ（グレミオ＝ブラジル）
フェデリコ・バルベルデ（Ｒ・マドリー＝スペイン）
ファクンド・ペリストリ（マンチェスター・U＝イングランド）
アグスティン・カノッビオ（アトレチコPR＝ブラジル）

【ＦＷ】
ブリアン・ロドリゲス（クラブ・アメリカ＝メキシコ）
ディエゴ・ロッシ（フェネルバフチェ＝トルコ）
ブリアン・オカンポ（カディス＝スペイン）
ファクンド・トーレス（オーランド・シティ＝アメリカ）
ニコラス・デ・ラ・クルス（リーベル・プレート＝アルゼンチン）
ジョルジアン・デ・アラスカエタ（フラメンゴ＝ブラジル）
ダルウィン・ヌニェス（リバプール＝イングランド）
マキシ・ゴメス（トラブゾンスポル＝トルコ）
ジョナタン・ロドリゲス（クラブ・アメリカ＝メキシコ）
チアゴ・ボルバス（RBブラガンチーノ＝ブラジル）
マティアス・アレソ（ペニャロール）

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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