リバプールのトレント・アレクサンダー＝アーノルドやボーンマスのアダム・スミスなど、三笘薫に翻弄された右SBたちの"被害者の会"に、またひとり加わったと言えるだろうか。

　三笘が所属するブライトンは２月28日に開催されたFAカップの５回戦で、２部のストークと敵地で対戦。１－０で白星を挙げ、８強入りを果たしている。

　この試合で決勝点をアシストしたのが三笘だった。ルイス・ダンクの縦パスに反応して裏に抜け出し、GKを引き付けて中央へダイレクトパス。エバン・ファーガソンが流し込んで決めた決勝ゴールをお膳立てしてみせた。
 

　この裏抜けを許したのがストークの右SBデュジョン・スターリングだった。チェルシーからレンタル中の23歳を英メディア『VAVEL』は酷評。チームワースト２位の「5.5点」をつけ、「先制点の時にミトマを失い、（タイリース・）キャンベルを助けるための攻撃も制限された」と辛辣だった。

　ドリブルで突破されるシーンはほとんどなく、その点では健闘したものの、失点時に簡単に裏をとられたのは痛恨だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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