現地時間２月27日に、2022年の「ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ」がパリで開催された。

　注目を集めた「男子最優秀選手賞」は、カタール・ワールドカップでアルゼンチン代表を36年ぶりの戴冠に導いたリオネル・メッシが３年ぶりに受賞を果たした。

　この賞には、各代表チームの監督とキャプテンに投票権が与えられており、１位から３位の選手を選出するが、レアル・マドリーのオーストリア代表ダビド・アラバの投票が話題となっている。

　アラバは３位にキリアン・エムバペ、２位にマドリーのチームメイトであるカリム・ベンゼマを選んだが、１位にはなんと、マドリーの宿敵バルセロナで長年に渡り活躍したリオネル・メッシを選んでいるのだ。
 

　これを知った一部のマドリーファンからは批判が殺到。アラバのSNSには、「チームを裏切った」「クラブから出ていけ」「アラバアウト」「マドリーにいる資格はない」「恥ずべき投票だ」などのコメントが相次いだ。

　この騒動を受け、アラバは自身のツイッターを更新。「オーストリア代表チームは、僕１人ではなく、チームとして投票した。チームの全員が投票することができ、それで決まった」と釈明する事態となった。

　なお、同僚のベンゼマに関しては「カリムについては、僕がどれだけ彼を尊敬しているか、パフォーマンスを称賛しているかは、みんなが知っている。僕にとって世界最高のストライカーであり、それは今も変わらないし、疑いの余地はない」と綴っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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