「最初の1年はとても大変だった」元神戸のボージャンがバルサ時代の苦悩を語る!「“新しいメッシ”というレッテルと…」

2023年02月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

16歳の若さでトップチームに昇格

度重なる怪我などにより出場機会が減少し、2011年にバルセロナを退団したボージャン。(C)Getty Images

 昨季までヴィッセル神戸に所属していたボージャン・クルキッチが、バルセロナ時代の苦悩を語った。現地時間2月27日にスペイン紙『MARCA』が伝えている。

 バルセロナのカンテラ出身のボージャンは、16歳の若さでトップチームデビューを果たすと、2007-08シーズンにはリーグ戦で10ゴールを奪う活躍を見せた。しかし、その後は負傷などが続き、出場機会が減少。2011年の夏にバルセロナを退団した。

 記事によると、ボージャンはバルセロナで過ごした10代の頃について聞かれ、「バルセロナでの最初の1年はとても大変だった」と当時の心境を明かした。
 
「17歳の時、僕は"新しいメッシ"というレッテルと戦わなければならなかった。このようなレッテルから離れ、自分の限界を自覚し、それを受け入れることを学んだ」

 また、大きな期待に苦しめられたというボージャンは「すべてが上手くいっている時に生まれる幻想と、怪我やその他の理由で上手くいかなくなった時の扱いには大きな違いがある。選手は商品のように扱われるんだ」と、ビッグクラブで活躍する難しさを語った。

 バルサ退団後は、ローマやミラン、アヤックス、ストーク・シティなど数多くのクラブを渡り歩いたボージャン。2021年からプレーしていた神戸は昨季限りで退団しており、今後の去就にも注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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