リオネル・メッシは悲願のワールドカップ制覇を成し遂げ、クリスティアーノ・ロナウドはサッカーの中心地を離れ、中東へ――。

　ベクトルは全く異なるものの、それぞれ明確な一区切りをつけ、メッシ・ロナウド体制が終わろうとしているが、主役の座を取って代わろうとしているのが、アーリング・ハーランドとキリアン・エムバペだ。新時代の開拓者として、世界中から期待を寄せられている。

　そうしたなかで、ハーランドは同世代のライバルをいったいどう思っているのか。英紙『Daily Mail』によれば、ノルウェーの怪物はフランスのテレビ局『CANAL+』のインタビューで、同国のスーパーエースの印象をこう語っている。

「たくさんの良い選手がいる。キリアンはそのうちの１人だ。彼はとても強いよ！彼がフランス代表でプレーしているなんて、フランスの人たちは超ラッキーだ。彼には当然、ノルウェー代表でプレーしてほしいけど、そうもいかない。とにかく彼は信じられないような選手だよ」
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　ハーランドはまた、すでに２度のワールドカップ決勝を経験しているエムバペが、まだ24歳である事実に驚愕。もはや笑うしかないようだ。

「彼はとても速く、とても強く、そして何年もそれを続けている。いったい何者なんだ？ 僕と２歳しか変わらない？ クレイジーだ！時々、彼はまだトップレベルで10年プレーできると自分に言い聞かせる必要がある。驚異的だよ」

　メッシとC・ロナウドは二大巨頭として、10年以上に渡って頂点に君臨した。新世代の象徴２人は前任者同様、最高レベルで切磋琢磨し、サッカー界を長らく支配できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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