【チャンピオンズ・リーグGS第5節】バイエルンが首位突破、バルサはローマに6発大勝 etc.

2015年11月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

混沌のグループGは最終節に決着持ち越し。ゼニト全勝キープ。

バイエルンは4ゴールを挙げて大勝。GS5試合で総得点17は32チーム中最多である。写真はゴール後のレバンドフスキ。 (C) Getty Images

 11月24日、チャンピオンズ・リーグはグループステージ(GS)第5節の8試合が行なわれた。
 
 バイエルンはホームでオリンピアコスを4発完封で一蹴し、1試合を残して首位でのGS突破を果たした。
 
 同じグループFのアーセナルはディナモ・ザグレブに勝利。これで最終節にアウェーでオリンピアコスに勝てば次ラウンド進出が決まるが、まだまだ安心はできない。
 
 グループEは、すでにバルセロナの突破が決まっているが、先週末のクラシコで宿敵レアル・マドリーを撃破した勢いを持続し、ローマに6-1の大勝。首位を確定させた。復帰2戦目のメッシは早くも2ゴールを挙げている。
 
 ローマは敗れ、レバークーゼンに勝点で並ばれたものの、最終節にホームでのBATEボリソフ戦に勝てば、GS突破が決まる。
 
 グループGは混沌としている。ポルトは引き分け以上で突破が決まる状況だったが、ディナモ・キエフにホームで2発を食らって敗北。チェルシーが勝点3を積み重ねたことで、全ては最終節に持ち越されることとなった。
 
 ゼニトはバレンシアを下し、全勝をキープするとともにグループHの首位を決めた。3試合連続得点のジューバは、この試合でも2点目を挙げている。
 
 同グループのもう1試合は、劇的な結末を迎えた。

 ヘントのカリファ・クリバリが勝ち越しゴールを挙げたのは、後半アディショナルタイム5分のこと。これで2位に浮上したベルギーの初出場チームは、最終節に次ラウンド進出を懸けて、全勝ゼニトのホームに乗り込む。
 
◇グループE
BATEボリソフ 1-レバークーゼン
得点:B=ゴルデイチュク(2分) レ=メーメディ(68分)
 
バルセロナ 6-ローマ
得点:バ=スアレス(15分・44分)、メッシ(18分・60分)、ピケ(56分)、アドリアーノ(77分) ロ=ゼコ(90+1分)
 
順位
1位 バルセロナ 勝点13
2位 ローマ 勝点5
3位 レバークーゼン 勝点5
4位 BATE 勝点4
 
◇グループF
アーセナル 3-ディナモ・ザグレブ
得点:エジル(29分)、A・サンチェス(33分・69分)
 
バイエルン 4-オリンピアコス
得点:D・コスタ(8分)、レバンドフスキ(16分)、ミュラー(20分)、コマン(69分)
 
順位
1位 バイエルン 勝点12
2位 オリンピアコス 勝点9
3位 アーセナル 勝点6
4位 D・ザグレブ 勝点3
 
◇グループG
ポルト 0-ディナモ・キエフ
得点:ヤルモレンコ(35分)、D・ゴンサレス(64分)
 
マッカビ・テルアビブ 0-チェルシー
得点:ケイヒル(20分)、ウィリアン(73分)、オスカール(77分)、ズマ(90+1分)
 
順位
1位 ポルト 勝点10
2位 チェルシー 勝点10
3位 D・キエフ 勝点8
4位 M・テルアビブ 勝点0
 
◇グループH
ゼニト・サンクトペテルブルク 2-バレンシア
得点:シャトフ(15分)、ジューバ(74分)
 
リヨン 1-ヘント
得点:リ=フェリ(7分) ヘ=ミリチェビッチ(32分)、クリバリ(90+5分)
 
順位
1位 ゼニト 勝点15
2位 ヘント 勝点7
3位 バレンシア 勝点6
4位 リヨン 勝点1
 
◎GS突破チーム(グループ)
レアル・マドリー(A)
マンチェスター・シティ(D)
バイエルン(F)
ゼニト(H)
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