元日本代表FWの城彰二氏が、自身のYouTubeチャンネルで、新たに日本代表のコーチングスタッフに加わった名波浩氏と前田遼一氏への期待を語った。

　城氏は２人の現役時代のプレースタイルを振り返り、前田氏については「現役時代はセカンドストライカーのような、すごい良い動きをしながら得点を取れる選手だった。だから協会の意図としてはそこを何とかしたいという思いがあるのは間違いない」と見解を示した。

　名波氏に関しては「展開力が凄い人」としたうえで、「良いパスを送り込める選手だったから、そういう感覚を選手に伝えてくれればすごく良い」と語った。
 

　また、両者ともにジュビロ磐田でプレーしていた経歴にも触れ、「ジュビロユニットで良かったと思う」との考えを述べた。

「（磐田で）前田君も名波さんと一緒にやっているし、中盤とフォワードのタイミングなどが選手にもすごく伝わりやすいと思う。森保ジャパンの攻撃の戦術部分では個の力に任せる感じだったけど、今回、この２人が入ったことによって、もちろん個の能力も使いながら、さらにそこに連動性が生まれることに期待したい」

　元チームメイトの２人だからこそ選手に教えられるものがあると分析。日本代表の攻撃面での連係強化に期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】城彰二が2026年W杯を目ざす"ニュー森保ジャパン"への期待を語る！

【PHOTO】まさにスタジアムの華！ 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら"WAGs"を一挙紹介！