今季限りでフランクフルトとの契約が満了となる鎌田大地のドルトムント移籍が濃厚となった。

　移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ記者が２月23日、「カマダは口頭でドルトムントとの５年契約に合意した」とツイート。ドイツのメディアも同様の内容を報じている。

　この一報を嘆いたのがプレミアリーグで５位につけるニューカッスルの専門メディア『GEORDIE BOOT BOYS』だ。

「ロマーノは、カマダが３つのクラブのオファーを断り、（ドルトムントと）すぐ５年契約にサインする可能性があると主張している。そのうちのひとつはニューカッスルであると考えられている」と伝え、こう続けている。
 

「これは、ファイナンシャル・フェアプレーの複雑化を避けるために、可能な限り低価格で質の高い選手を探しているニューカッスルにとって打撃になるだろう」

　同メディアは「ならどうする？ ニューカッスルはカマダ争奪戦に負けた。問題は彼らが次に誰に目を向けるかだ。カマダのようなクオリティの選手をフリーで獲得するのは、奇跡のようなものだ。フリーの移籍マーケットで探すのは選択肢ではないかもしない」と主張。代替候補として、レスターのイングランド代表MFジェームズ・マディソンを推奨している。

　いまや世界屈指の金満クラブとなったニューカッスルでも、鎌田クラスの選手を無料で獲得できるのは魅力的だったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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