日本女子代表（なでしこジャパン）は現地時間２月22日、アメリカ開催のシーズリーズ杯でカナダ女子代表と対戦。東京五輪で金メダルを獲得したチームに、３－０で快勝した。

　なでしこジャパンは、26分に先制する。自陣からのロングフィードに反応した小林里歌子が、右サイドを駆け上がりグラウンダーのクロス。ゴール前に走り込んでいた清家貴子が右足のダイレクトシュートで先制点を決めた。

　さらに、41分には追加点をゲットする。遠藤純がペナルティエリア内でドリブルを仕掛け、相手のファウルを誘ってPKを獲得。キッカーを任された長谷川唯が、右足でゴール右側に突き刺した。
 

　その後も攻勢を緩めず、77分にはダメ押しの３点目を挙げる。宮澤ひなたのスルーパスに反応して相手ディフェンスラインの背後に抜け出した遠藤が、１対１となった相手GKとの駆け引きを制し、左足でニアサイドをぶち抜いた。

　日本サッカー協会（JFA）の公式女子サッカーツイッターは、五輪女王相手の完勝を歓喜の写真とともに報告。ファン・サポーターからは、「凄いじゃん」「ここから反転攻勢‼」「これは凄い」「いやー、素晴らしい！」「最高です。笑顔が輝いてる！！！」「やるやん！」「東京五輪優勝国に３－０で快勝…すごすぎるだろ！」「ようやく、本領発揮！！」などの声が上がった。

　なでしこジャパンは、共に０－１で惜敗したブラジル戦とアメリカ戦を含めて、１勝２敗で大会を終えた。今後は、４月の敵地でのデンマーク戦、７月のMS＆ADカップ2023を経て、７月の女子ワールドカップに臨む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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