「心中するつもりだった」内田篤人が“劇的に評価を変えた”世界的名手とマッチアップを回想!「俺がダメでも、こいつも…」

2023年02月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ゴリ抑えて、勝ったんだよね」

シャルケでの1年目を振り返った内田氏。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 元日本代表の内田篤人氏がDAZNの冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、"キャリアを変えたマッチアップ"について明かした。

 現在配信中の最新回では、内田氏がかつてプレーしたドイツに飛び、古巣であるシャルケのスタジアムや練習場、当時住んでいた家などを訪ね、その頃を回想している。

 そのシャルケでは1年目から右SBの定位置を奪い、チャンピオンズリーグ4強入りやDFBポカール制覇に貢献した内田氏には、評価を変えた試合があったという。

「リーグ戦でバイエルンと戦って、(元フランス代表のフランク・)リべリをゴリ抑えて、勝ったんだよね。それで評価がすごく変わった」
 
 言わずもがな、当時のリベリと言えば世界屈指の左ウイングで、その突破力は凄まじかった。「心中するつもりだった。俺がダメでも、こいつ(リベリ)もダメみたいな、そういう試合にしよう」という気持ちで試合に挑み、見事に抑え込んでみせた。

「点を取るなり、試合に勝つなり、活躍するなりしないと絶対に認めてくれない」

 その一戦でファンの心を掴んだ名手は、シャルケのレジェンドと称えられる選手へと上り詰めていったのだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】古巣のシャルケに帰還し、歓迎を受ける内田篤人

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