歴史に残る猛反撃に、アントニオ・リュディガーが声を弾ませた。

　現地時間２月21日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16の第１レグで、レアル・マドリーは、リバプールと敵地で対戦。５－２で先勝し、ベスト８進出に大きく前進した。

　序盤に２点を先行されるも、昨シーズン王者は全く慌てる素振りを見せず。ヴィニシウス・ジュニオールの２発で前半のうちに同点に追いつくと、後半開始早々にFKからエデル・ミリトンがヘッドで叩き込み、あっさり逆転。そこからさらにカリム・ベンゼマが２点を加え、終わってみれば大量５ゴールの大勝だった。
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　昨夏にチェルシーから加入したリュディガーはCBでフル出場し、リバプール撃破に貢献。英公共放送『BBC』によれば、試合後には大興奮しながらこう語った。

「クレイジーだ。試合中、僕らが（逆転できると）信じているのは実感していたけど、あんなに盛り返すなんて本当にクレイジーだよ。僕らは自分たちにまずは１点が必要だと言い聞かせ、すぐにそれを実行した。そしてゲームを振り出しに戻した。今夜のような出来事は、サッカーでは経験したことがない」

　来週金曜には30歳となる経験豊富なリュディガーだが、今宵の痛快な逆転劇は、いまだかつてない経験となったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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