サディオ・マネ（バイエルン・ミュンヘン）が、リバプールで共闘した意外な選手をプッシュした。英紙『Mirror』が２月20日付けで伝えている。

　30歳のセネガル代表FWは、昨シーズンまでのリバプール在籍６シーズンで、全てプレミアリーグで二桁得点をクリアするなど、安定したペースでゴールを量産。また、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノと共に形成したフロントスリーは、世界トップクラスと称された。

　現在は昨年11月に負った怪我からの復帰を目ざし、懸命にリハビリを続けるなか、『1teamsports』のTikTokでの企画に登場。そして「これまで一緒にプレーした選手の中で最高のフィニッシャーは誰？」と問われると、少し考えてからディボック・オリギ（ミラン）の名を挙げた。

　ベルギー代表のオリギは、2014年夏にリバプールと契約。抜群の勝負強さを誇り、随所で印象的なゴールを生み出したが、完全な主力に定着するまでには至らず。昨シーズンをもって、同じく出場機会確保に苦しんだ南野拓実や、マネと共にアンフィールドに別れを告げていた。
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　リバプールの中でも、絶対エースのサラーや、地位を確立しているフィルミーノではなく、実績では大きく下回るオリギという選択に、『Mirror』は「サラー、フィルミーノと強力トリオを結成しながら２人を無視した」と表現。さらにこう加えている。

「マネはレッズのカルトヒーローを優先し、サラーを軽視する奇怪な行動を取った。サラーがレッズに加入以来、174ゴールを挙げている事実を考えれば、マネの最も重要なチームメイトの１人として、このエジプト代表の名が挙がるのは当然だろう。しかし、彼の場合はそうとは言い切れない」

　ちなみに「最高のリーダー」にはジョーダン・ヘンダーソン（リバプール）をチョイス。「最高のディフェンダー」では、近年はややパフォーマンスが低下しているとはいえ、世界屈指のDFと評されてきたフィルジル・ファン・ダイク（リバプール）ではなく、セネガル代表のチームメイト、カリドゥ・クリバリ（チェルシー）と答えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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