元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が自身のYouTubeチャンネルで、古巣の浦和レッズについて語った。

　マチェイ・スコルジャ新監督のもとで2023年シーズンに臨む浦和。ただ、闘莉王氏は、過去２シーズンで指揮を執ったリカルド・ロドリゲス前監督からの交代に否定的だ。

「監督を代えたのがどういう理由か分からないが、失敗だと思う。（４・５月に決勝戦を戦う）ACLとかいろいろあるなかで、交代がこの時期ではない」

　闘莉王氏は、ロドリゲス前監督と浦和のフロントのやり取りは知らず、監督交代で好結果が出る可能性も考慮しつつ、「間違った選択」「今回は失敗」と主張する。
 

　また、自身が昨年11月の浦和対フランクフルト（４－２）の試合を見た感想として、「江坂（任）と（キャスパー・）ユンカーのラインは、すごく楽しみだった」と、移籍した２人を惜しんだ。

　そして、「ユンカーが万全だったら、結果を出してくれる選手。それが名古屋に移籍した。これも浦和にとってマイナス」と断言した。

　そのうえで、昨季はJ１で９位だった浦和は「去年より苦労する」と見立てた。

　18日の開幕戦ではFC東京に０－２で敗れた浦和。次節は25日、敵地で前年王者の横浜F・マリノスと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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