元イングランド代表MFジョー・コール氏が、パリ・サンジェルマンの守護神ジャンルイジ・ドンナルンマに苦言を呈した。英紙『Daily Mail』が伝えている。

　現地時間２月14日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16の第１レグで、パリSGはバイエルン・ミュンヘンとホームで対戦。53分にキングスレー・コマンに許した一発を最後まで返せず、０－１で敗れた。

　この失点時、ドンナルンマはコマンのボレーシュートに対し必死に手を伸ばし、届いたかと思われたが、ボールはその下を通り、ゴールに吸い込まれていった。

　チェルシーやリバプールなどでプレーしたレジェンドは、『BT Sport』で「素晴らしいフィニッシュだったが、ゴールキーパーはもっと上手くやるべきだった」と発言。止められたはずだとの見解を示した。また、ディフェンス陣に目を向け、こうも語っている。
【動画】ドンナルンマは止められたはず？ジョー・コールが問題視した失点シーン

「（セルヒオ・）ラモスは引きずり出され、（プレスネル・）キンペンベはポジションを失っていた。守備の技術について話しているが、それはゲームから消えてしまったようだ。（ヌーノ・）メンデスはもっと高く飛ぶ必要がある。左サイドバックの彼は心配だ。あのゴールを見ていると、集中力が切れているように見える」

　さらに、同じくイングランド代表OBのジョリオン・レスコット氏も「正直なところ、この失点はかなりお粗末なものだ」と吐き捨てれば、ファンからも辛辣な意見が殺到だ。

『Daily Mail』によれば、「ケイラー・ナバスなら1000％助かっただろう」といった声が上がっているほか、2017-18のCL決勝で悪名高いミスを犯した元リバプールGKロリス・カリウスと比較する者さえいた。

　悲願の欧州制覇へ、フランス王者は勝負の第２レグで巻き返しなるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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