日本にプロリーグが誕生して"30周年"を迎える2023年シーズン。２月18日にいよいよ今季の「J２」が幕を開ける。メモリアルイヤーにタイトル獲得やJ１昇格を果たすのはどのチームか。現役時代は東京Vなどで活躍し、現在は東京大学運動会ア式蹴球部監督を務める林陵平氏に、J２リーグの順位を予想してもらった。

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　戦力的に抜けている降格組の静岡勢と、得点力のあるアタッカーがいるクラブを上位に予想した。

　磐田はこのオフでの退団が少なく、戦力的に落ちていないため、昨季のベースもあってJ２ではだいぶ上をいく印象だ。清水も昨季J１得点王のチアゴ・サンタナをはじめ、多くの主力が残ったのが大きい。

　甲府を４位にしたのはピーター・ウタカを獲得できたから。彼はJ１で本来の力を発揮できなかったが、J２なら二桁は取れる。７位予想の町田はエリキやミッチェル・デュークらがチームにフィットすれば、J１昇格プレーオフ圏内に入る可能性は十分ある。

　あとJ２は昨夏に海外移籍した本間至恩のように、若手で伸びそうな選手、ポテンシャルの高い選手がたくさんいる。今季はどんな選手が台頭してくるのかにも期待したい。
 

●林氏のJ２順位予想
１　磐田
２　清水
――▲J１自動昇格圏内――
３　仙台
４　甲府
５　長崎
６　山形
――▲J１参入プレーオフ出場圏内――
７　町田
８　岡山
９　大分
10　熊本
11　徳島
12　金沢
13　東京V
14　大宮
15　千葉
16　山口
17　水戸
18　秋田
19　群馬
20　いわき
――▼J３降格圏内――
21　栃木
22　藤枝

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

※サッカーダイジェスト 2023年２月23日号から転載。一部加筆修正あり。

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