「腹が立つ」まさかの展開に怒りのソシエダ指揮官、圧巻ボレー弾の久保建英には賛辞「シーズン中にレベルアップしている」

2023年02月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最後の数分間が全く気に入らない」

久保の成長を認めたのがアルグアシル監督(右)だ。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地2月13日に開催されたラ・リーガの第21節で、エスパニョールと敵地で対戦。3点リードから終盤に2点を奪われるまさかの展開となるも、何とか逃げ切って勝利を収めた。

 右ウイングで先発した久保は23分、左サイドからのクロスを味方が競り合ったボールを絶妙のトラップで収め、左足を一閃。強烈なボレーシュートで先制点を奪う。

 さらに63分には、右サイドでマーカーを揺さぶってクロス。これが相手DFのオウンゴールを誘発し、2点に関与する活躍をみせた。
 
 スペイン紙『Mundo Deportivo』によれば、ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は試合展開におかんむりだった。

「最も腹が立つ勝利だ。最後の数分間が全く気に入らない。我々は必要もなく苦しんだ。5-0で終わるはずだった試合で、相手に付け入る隙を与えるなんて許されない」

 それでも、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた久保については「シーズンに入ってからレベルアップしている」と賛辞を贈っている。

 最後はへとへとになりながらも、指揮官がフル出場させたのが、何よりの信頼の証しだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】見事なトラップから強烈な左足ボレー!久保が決めた圧巻のゴラッソ

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