主要クラブ過去5シーズンの移籍収支、ベンフィカが516億円プラスでトップに! 1048億円の赤字でワースト1位は?

2023年02月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

9位のユベントスまではイングランド勢が独占

FIFAの調査機関が100クラブの移籍収支を発表した。(C)Getty Images

 国際サッカー連盟(FIFA)の教育研究機関でもある、スイスを拠点とするサッカー関連調査機関の『CIESフットボール・オブザーバトリー』が2月7日、過去5シーズンの移籍取引高が多かった100クラブの収支をランキング化した。

 これによると、最も収支がマイナスだったのはチェルシー。特に2022-23シーズンは6億2000万ユーロ(約868億円)、ここ5シーズンで計7億4900万ユーロ(約1048億6000万円)のマイナスだった。

 マイナス額のランキングは、チェルシーに続いてマンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、トッテナム、ウェストハムと続き、9位のユベントスまではイングランド勢が"独占"。100クラブ中25クラブがイングランド勢だった。

 一方、収支がプラスだったクラブでは、ベンフィカが3億6900万ユーロ(約516億6000万円)でトップ。そのうち今季のプラスが1億5700万ユーロ(約219億8000万円)だった。ベンフィカは今冬、ワールドカップで最優秀若手選手賞を受賞したアルゼンチン代表のエンソ・フェルナンデスをチェルシーに売却している。

 そのほか、プラス額のランキングは、リール、アヤックス、レッドブル・ザルツブルク、スポルティング、リヨン、PSV、ポルト、ブラガ、ウディネーゼと続いた。
 CIESによる収支マイナスのランキング上位は以下のとおり。1ユーロは140円で換算。

1位 チェルシー/7億4900万ユーロ(約1048億6000万円)
2位 マンチェスター・ユナイテッド/6億7000万ユーロ(約938億円)
3位 アーセナル/5億4400万ユーロ(約761億6000万円)
4位 トッテナム/4億7700万ユーロ(約667億8000万円)
5位 ウェストハム/4億3500万ユーロ(約609億円)
6位 ニューカッスル/4億2200万ユーロ(約590億8000万円)
7位 アストン・ビラ/3億7000万ユーロ(約518億円)
8位 ウォルバーハンプトン/3億5500万ユーロ(約497億円)
9位 ユベントス/3億3700万ユーロ(約471億8000万円)
10位 リバプール/3億1300万ユーロ(約438億2000万円)
11位 フルアム/2億7100万ユーロ(約379億4000万円)
12位 バルセロナ/2億5700万ユーロ(約359億8000万円)
13位 ノッティンガム・フォレスト/2億4600万ユーロ(約344億4000万円)
14位 リーズ/2億4200万ユーロ(約338億8000万円)
15位 サウサンプトン/2億3700万ユーロ(約331億8000万円)
16位 ミラン/2億2700万ユーロ(約317億8000万円)
17位 エバートン/2億1900万ユーロ(約306億6000万円)
18位 パリ・サンジェルマン/2億200万ユーロ(約282億8000万円)
19位 マルセイユ/1億9200万ユーロ(約268億8000万円)
20位 バイエルン/1億7000万ユーロ(約238億円)

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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