ベレーザ一筋のなでしこジャパンMF三浦成美がアメリカ移籍!初の海外挑戦へ「常に成長を求めて頑張りたい」

2023年02月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「14年間お世話になりました」

アメリカのノースカロライナ・カレッジへ完全移籍した三浦。写真:鈴木颯太朗

 WEリーグの日テレ・東京ヴェルディベレーザは2月8日、MF三浦成美がノースカロライナ・カレッジ(アメリカ)へ完全移籍すると発表した。

 三浦はベレーザ下部組織出身の25歳。2016年にトップチームへ昇格し、4度のなでしこリーグ制覇(2016年、17年、18年、19年)に貢献した。これまで世代別代表にも名を連ね、2018年4月の国際親善試合・ガーナ戦でA代表デビュー。国際Aマッチ31試合に出場している。

 アカデミー時代からベレーザ一筋でプレーしてきた三浦は、移籍にあたり、クラブの公式サイトで以下のようにコメントを発表した。
 
「このたび、アメリカのノースカロライナ・カレッジへ移籍することになりました。まず突然のご報告とシーズン途中での移籍となってしまい、申し訳ないです。チーム状態も良くなってきて、これからリーグの後期が始まるという中で難しい決断にはなりましたが、しっかりと自分で考え、決断しました。

 このクラブには小学生の時からスクールで通っていたので、14年間お世話になりました。毎日坂の上のグラウンドに通い、男女混合で色んな世代が集うこの場所でボールを蹴るのが大好きでした。ここには言葉で表せないような特別な想いがあります。

 メニーナ、ベレーザと緑のユニフォームを着て闘えたことは私の誇りです。サッカーに本気で向き合い、常に成長を追求し、何よりサッカーを楽しむ集団です。そんな選手、スタッフが大好きです。ここまで一緒にプレーしてくれた仲間にも心から感謝しています。

 試合に出られない時期や勝てない時期もありましたが、みんなにたくさん助けられました。先日の皇后杯の優勝も心の底から嬉しかったです。

 新天地でもここで学んだことを存分に活かして、何がやれるか、何が足りないか、常に成長を求めて頑張りたいと思います。どこへ行ってもいくつになっても緑の血を大切にサッカーをしたいです。

 長くなりましたが、12歳から25歳に至るまで、私を育てて下さった指導者の方々、クラブ関係者の方々、家族に心から感謝しています。またパートナー企業のみなさま、どんなに苦しい時期でも拍手して応援して下さったファン・サポーターのみなさま、ホームタウンのみなさま、本当にありがとうございました。離れる身ではありますが、このチームは最高です!後期のベレーザも応援を宜しくお願いします」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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