元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、Y.S.C.C.横浜に所属するMF松井大輔のYouTubeチャンネルにゲスト出演。日本代表の新コーチ陣や2026年のワールドカップで期待する選手について語った。

　日本代表コーチに名波浩氏と前田遼一氏が就任した点について、闘莉王氏は好意的な見解を示す。まず名波氏が"入閣"する利点を、こう主張する。

「経験を持って、監督もやられたり。しかも、アイデアがある。凄かった選手で、監督としても実績がある。そういう監督の経験も活かせるコーチになるのは、すごく良いことだと思う。これはプラスだよ」

　前田氏については「どういう仕事をしているか分からないけど」としつつ、J１通算得点で歴代５位の実績（154得点）を認めて、複数人の考えが入るメリットを説く。
 

「いろいろな人の考えが、別の考えがあって、最後に監督がまとめれば良い。これはプラスになると思うよ」

　また、26年にアメリカ・カナダ・メキシコの３か国での共催となるW杯に向けて期待する選手には、古橋亨梧（セルティック）を指名。カタールW杯では選外だったが、スコットランドリーグで欧州主要リーグの日本人最多得点記録を更新した28歳FWに「爆発的に頑張ってほしい。良い選手。出てほしい」と希望した。

　さらに、三笘薫（ブライトン）と久保建英（レアル・ソシエダ）については、「現段階では、間違いなく代表を引っ張っていく選手になる」と期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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