モナコのフィリップ・クレマン監督が、南野拓実のパフォーマンスを評価した。

　現地時間２月５日に開催されたリーグ・アンの第22節で、南野が所属するモナコはアウェーでクレルモンと対戦。２－０で勝利を飾った。

　この試合に南野はリーグ戦６試合ぶりに先発出場を果たす。１点をリードして迎えた12分、自陣で敵からボールを奪うと、そのままドリブルで相手ゴール前まで持ち上がり、アレクサンドル・ゴロビンへ繋ぐ。そこからブレール・エンボロの追加点が生まれた。

　28分にはエリア手前左でパスを受けると、シザースで相手DFをかわし、左足で強烈なシュートを放ったが、惜しくもサイドネットに外れた。得点こそ奪えなかったものの、精力的な動きを見せた南野は、85分までプレーした。
 

　クラブの公式サイトによると試合後、モナコの指揮官は「非常に早い時間帯にゴールを決められて、試合を優位に進められた。最後まで攻め続けて、相手にチャンスを与えなかったのがとても良かったと思う。この調子で続けていかなければならない」と試合を振り返った。

　また、久しぶりの出場となった南野については、「マルセイユ戦でエリレット（・マタゾ）が活躍したように、タキが良いプレーをしてくれたので、とても嬉しい」と称賛している。

「今日はエリエス（・ベン・セギル）が出られなかったが、タキは準備ができていて、良いパフォーマンスをした。残念ながら、ピッチには11人しか立てないので、全員にスタメンの座を与えられない。それに、例えばミロン（・ボアドゥ）のように、ここ数週間とても良い仕事をしている選手もいる」

　モナコ11日にホームで強豪パリ・サンジェルマンと対戦。南野の活躍に期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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