「マンUは相応しくなかった」「移籍を急ぐべきではない警告」日本復帰の香川真司に英メディアから厳しい声

2023年02月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ドルトムントで輝かしい2シーズン」

2シーズンでユナイテッドを退団した香川。(C) Getty Images

 香川真司の12年ぶりとなるセレッソ大阪への復帰は、海外メディアからも注目されている。

 英・米を拠点とする『The Athletic』は2月2日、ヨーロッパの移籍市場最終日の動きをまとめた記事を掲載。その最後に、欧州戦線を離れた香川について綴っている。

「何年も経った今でも、ドルトムントでユルゲン・クロップ監督が力を発揮した輝かしい2シーズンの記憶は明るく鮮明に残っており、急いで移籍しないことの警告のストーリーとして役立っている」
 
 やや皮肉めいたトーンで切り出した同メディアは「マンチェスター・ユナイテッドは彼に相応しくなかった。ドルトムントへ復帰したが(以前と)まったく同じようにはいかず、彼のキャリアは満たされていなかった。愛すべき選手であるのは間違いないが、我々が望んでいたほど長くはいなかった」と続けている。

「それ以来、ギリシャ、トルコ、スペインのサッカー界をさまよった彼は、最近ではベルギーのシント=トロイデンの日本人選手の中で長老の一人だった」

 故障や無所属の期間があるなど、欧州のキャリア晩年は苦しい時も過ごした香川。だが、まだ33歳。今季は日本のファンを沸かせてくれるはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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