先のことは分からない。ただ、扉を完全に閉ざすことはないということか。

　リオネル・メッシが2026年に開催される次回ワールドカップに言及した。出場は難しいとしながらも、可能性を否定することはしなかった。

　カタール・ワールドカップで悲願の戴冠を遂げ、アルゼンチン代表に３回目の優勝をもたらしたメッシ。大会前は代表引退の意向を口にしていたが、トロフィーを手にしてからは「世界王者として何試合か経験したい」と、当面の代表活動継続を示唆している。
 

　だが、アメリカ、カナダ、メキシコの３カ国共催となる次回のワールドカップまでは３年以上ある。大会中の2026年６月に、メッシは39歳の誕生日を迎える。

　米スポーツチャンネル『ESPN』によると、メッシはアルゼンチン紙『Diario Ole』で「年齢から、2026年は難しいだろう」と話した。

「サッカーが大好きだし、好調だと感じて楽しめていれば続ける。次のワールドカップまでは長いように感じるけど、キャリアがどうなるか次第だ」

　もちろん、次回大会でも王者メッシのプレーを見たいというファンは多いだろう。ただいずれにせよ、当面は所属のパリ・サンジェルマンでのメッシに注目していくことになる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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