アーセナルは冬の移籍市場最終日の１月31日、チェルシーからイタリア代表MFジョルジーニョを完全移籍で獲得したと発表した。

  2018年夏に加入以来、主力として出場を重ね、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグ制覇にも大きく貢献した主軸の突然の退団には、チームメイトも驚きを隠せない。ブラジル代表DFチアゴ・シウバは、『ESPN Brasil』で率直な思いをこう語った。

「ロッカールームの偉大なリーダーの１人、ジョルジーニョを失ったよ。彼はよく喋る奴だった。出て行くなんて予想していなかったが、そうなった。今は、彼の不在を最高の形で埋め合わせなければならない。

　直接の対戦相手に移ったけど、それがフットボールだ。そういうこともある。家族が近くにいるのでイギリスに残りたかったみたいだ。こういうのは僕らにはどうしようもない出来事だけど……。まあ選手側の考えも理解しないといけない」
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　38歳の大ベテランは、今年６月までとなっている自身の契約にも言及。「我々はそれについて話している。おそらく全ては今後数日のうちに明らかになるだろう」と説明した。

「僕は、そしてクラブも、一緒にいたいというのが本音だ。今、クラブが自分を必要としているのは理解している。僕は若い選手たちを助けるためにここにいるんだ。自分の経験で、このクラブ再建のプロセスに貢献できると分かっている。喜んでやるよ。だけど、自分の責任は非常に大きい事実も理解している」

　ジョルジーニョが抜けた今、T・シウバに求められる精神的支柱としての役割は、より多くなる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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