現地時間２月１日に開催されたスコットランドリーグの第24節で、日本人６選手が在籍する首位のセルティックは、４位のリビングストンとホームで対戦。３－０の快勝を収め、公式戦での連勝を６に伸ばした。

　先制点を奪ったのは29分。旗手怜央のラストパスから、グレッグ・テイラーが強烈なミドルシュートを突き刺した。

　さらに直後の33分に、前田大然が相手のクリアを自身の顔面に当て、執念でゴールにねじ込めば、45＋２分にロングパスに反応した古橋亨梧が巧みなドリブルから、左足で鮮やかにフィニッシュ。先発した日本人トリオが前半のうちに揃って得点に関与した。

　クラブ公式サイトによれば、アンジェ・ポステコグルー監督は試合後、得点を挙げた３選手をそれぞれこう評価した。
 

「グレッグは今年もファンタスティックな活躍をしてくれているし、成長し、学び続けている。ダイゼンはいつも正しい位置にいるね。今夜もそうだった。常に脅威だ。走り続け、ゴールを奪っているからね。

　キョーゴは今夜も素晴らしかったし、何度も素晴らしい走りを見せた。あれだけ深く守るチーム相手には、上手くディフェンスラインを破れる選手が必要だ。彼は絶えずそれをやってのけ、我々が彼を見つける度に相手の脅威となった。ゴールを本当に上手く決めてくれた。好調を維持しているね」

　また、先月21日に国内カップ戦で加入後初出場していたなか、この一戦で85分から途中出場し、今度はリーグ戦デビューを果たした岩田智輝にも言及。今後のさらなる活躍に期待を込めた。

「トモキに少しプレーしてもらうには良い機会だった。このような新戦力の選手たちにもっと出場時間を与えられれば、大事なシーズン終盤に我々を助けてくれるだろう」

　２位の宿敵レンジャーズとの勝点差は「９」。リーグ連覇へ、このまま突っ走れるか。現在18ゴールで首位に立つ古橋の得点王獲得にも期待だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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