現地時間１月29日に開催されたFAカップの４回戦で、日本代表の三笘薫が所属するブライトンはホームでリバプールと対戦。２－１で逆転勝利を飾った。

　ブライトンは30分にハービー・エリオットのゴールで先制を許したものの、39分にルイス・ダンクが同点弾を決めて、すぐさま試合を振り出しに戻す。

　そして１－１の同点で迎えた後半アディショナルタイム。エリア手前右でFKのチャンスを得ると、ペルビス・エストゥピニャンの折り返しに反応した三笘が、ワントラップから華麗なキックフェイントで相手DFをかわし、アウトサイドシュート。劇的な決勝ゴールを奪ってみせた。

　この試合のヒーローとなった三笘は、試合後のインタビューに応じ、「ブライトンに加入して、これまでで最も素晴らしい瞬間でした。ゴールを決めて、勝利できてとても幸せです」と喜びを露わにした。
 

　また、圧巻のテクニックからのゴラッソについては、以下のように振り返った。

「あのセットプレーはチームで準備していたもので、ペルビス（・エストゥピニャン）から良いボールがきて、（デニス・）ウンダフが相手DFをブロックしてくれました。みんなが良いプレーをして生まれたゴールです。ファーストタッチとキックフェイントも上手くいきました」

　15日に行なわれたリーグ戦に続き、またしても強豪リバプールを撃破したブライトン。チームは公式戦５戦無敗と好調を維持しているが、三笘は「僕たちは今、どんな相手と戦っても自信を持ってプレーできています。良い準備、戦術で戦えています。毎試合が重要で、目の前の試合に集中しています。これを続けていかなければいけません」と気を引き締めている。

　ブライトンは次戦、２月４日にプレミアリーグでボーンマスと対戦。公式戦２試合連続ゴール中と勢いに乗る三笘の３戦連発に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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