「ベンゼマに何光年も遅れをとっていた」メッシを1位にした英紙の“ベスト100”にマドリー寄りメディアが憤慨!「バロンドール受賞者への軽蔑。不快だ」

2023年01月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「マドリーの選手を無視」と糾弾

メッシ(左)が1位、ベンゼマが(3位)という結果に…。(C)Getty Images

 英国紙『The Guardian』が1月27日、恒例の「サッカー選手ベスト100」の2022年版を発表した。

 1位はアルゼンチン代表をワールドカップ制覇に導いたリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)で、2位キリアン・エムバペ(パリSG)、3位カリム・ベンゼマ(レアル・マドリー)、4位アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)、ルカ・モドリッチ(R・マドリー)と続いている。

 この結果に憤慨しているのが、レアル・マドリーの専門メディア『Defensa Central』だ。2022年のバロンドールを受賞したベンゼマが3位に終わったからだ。「『The Guardian』は、2022年ベスト100のリストでマドリーを醜いものにする」と見出しをうち、「マドリーの選手を無視し、彼らの好みを明らかにするのを躊躇しなかった」と皮肉った。

【画像】C・ロナウドは急落!英紙が発表した2022年ベスト100の全順位
 同メディアは、マドリーの選手が11人にランクインし、トップ10に最多の5人が入った点は「当然の評価」としたうえで、「驚きはレオ・メッシが占めている1位で、ベンゼマを3位に降格させ、エムバペでさえも上回っている。現在のバロンドール受賞者にとって非常に不快」と苦言を呈した。

「ベンゼマに対する最初の軽蔑は、フランス人選手がマドリーで経験した地球外生命体のようなシーズンを忘れているように見える『The Guardian』から来た。しかし残念なことに、これが2023年を通しての傾向のようだ」

 記事は、「ワールドカップで優勝したメッシは、パリSGで恐ろしいシーズンを過ごし、ベンゼマに何光年も遅れをとっていた」とバッサリ。チャンピオンズリーグを制したクラブでの結果が忘れられていると主張している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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