ポルトガル2部のオリベイレンセへ加入する元日本代表FW三浦知良が１月29日、フジテレビ系の情報番組「ワイドナショー」に出演。55歳での欧州挑戦について、思いを語った。

　横浜FCから半年間の期限付きでオリベイレンセへ移籍するカズは、元日本代表FW前園真聖氏との対談で、「躊躇はありましたよ。大変にはなりますけど、常に自分で考えて進んでいますんで、今回も新しい場所で、何か人間的に成長出来ればいいかなと思います」と新たな挑戦へ向けて意気込んだ。

「肉体もどうしても衰えてきますけど、気持ちだけは思いが増している気がします。この年齢でポルトガル２部に移籍できるって、本当に最後（のチャンス）じゃないかなと思う。最後に行かなきゃいけないだろうなって。ヨーロッパでしか味わえないサッカー文化、そこから得られるエネルギーってすごいと思う。それを自分のほうに生かしていきたい」
 

　欧州リーグの厳しさを理解したうえで、出場機会について「こう言うと逃げの言葉になっちゃうけど、１試合も出られないまま帰ってくるかもしれません」としながらも、「でも、挑戦して色々なことを吸収出来たらいいなと、次につながるサッカー人生になればいいかな」と語った。

　メディカルチェックなどを済ませたあと、「もしかしたら、２月の５日だかに試合があるんだけど、ベンチに入っているかもしれない。20人は入れるらしいから、可能性がないわけじゃないかなと思う。試合に絡みたい」と闘志を燃やした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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