「理解してくれるのを願う」三笘同僚のエクアドル代表MFカイセド、SNSで異例の移籍懇願声明!ブライトンはアーセナルの約96億円オファーを拒否、チェルシーにも抗戦

2023年01月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ブライトンに記録的な移籍金をもたらすことができ、誇りに思う」

ブライトンの中盤を攻守両面で支えているカイセド。(C)Getty Images

 同僚の三笘薫とともに評価が急騰しているブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドが現地1月27日、自身のインスタグラムを更新。移籍の容認を訴えた。

 英紙『Evening Standard』などによれば、21歳のカイセドを巡っては、アーセナルとチェルシーが獲得に動いており、前者が6000万ポンド(約96億円)のオファーを出したものの、7500万ユーロ(約120億円)の値札をつけたブライトンが拒否。その前には後者が5500万ポンド(約88億円)の口頭でのオファーを出して、こちらも失敗しているという。

 これを受けて、カイセドは「プレミアリーグに来る機会を与えてくれた(オーナーのトニー・)ブルーム氏とブライトンに感謝している。彼らのために常にベストを尽くしてきたと感じている。僕はいつも笑顔で心を込めてサッカーをしている」と切り出し、こう綴った。

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「僕はエクアドルのサンタドミンゴで貧しい家庭に育てられた10人兄弟の末っ子だった。夢は常に、エクアドルの歴史の中で最も多くの賞を受賞した選手になることだ。ブライトンに記録的な移籍金をもたらすことができ、誇りに思う。これにより、彼らはそれを再投資し、クラブが成功し続けるのを助けることができる」

 最後に「ファンは僕を心に留めてくれたし、これからもずっと僕の心の中にいる。なぜ僕がこの素晴らしいチャンスを掴みたいかを理解してくれるのを願っている」と締めくくっている。

 ここまではロンドンの両雄に対して徹底抗戦の構えのブライトンは、このカイセドの意向を受けて、態度を軟化させるのか。レアンドロ・トロサールに続いて主軸を放出するのか、注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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