「バルセロナの守備陣には悪夢」古巣戦躍動の久保建英をバルサ贔屓紙も絶賛!「天才的」「日本人は並外れていた」

2023年01月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

敵地カンプ・ノウで0-1と敗れる

古巣バルサを相手に好パフォーマンスを見せた久保。(C)Getty Images

 残したインパクトは小さくなかった。

 現地時間1月25日に開催されたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の準々決勝で、久保建英が所属するレアル・ソシエダは、バルセロナと敵地カンプ・ノウで対戦。52分に叩き込まれたウスマンヌ・デンベレのゴールで0-1と敗れた。

 かつてカンテラ(下部組織)に所属した古巣との一戦で、4-3-1-2のトップ下に入った久保は、劣勢のチームの中で随所に持ち味を発揮した。

 30分にクロスバー直撃のシュートを放てば、59分には左サイドで敵のパスをカットして、そのまま持ち込んで正確なクロスを供給。絶好機を創出したものの、アレクサンダー・セルロトのシュートミスでこのチャンスを逃した。
 

 ただ、カタルーニャの雄にとって、最も脅威になっていたのがこの14番だったのは間違いない。バルサ寄りで知られる『Mundo Deportivo』紙も、ソシエダの「最高の選手」として評価。こう絶賛している。

「日本人の並外れたパフォーマンスは、疲れ果てて交代するまで、ホームチームの守備陣にとって悪夢だった。彼はクロスバーにボールをぶつけ、天才的なお膳立てでセルロトに(ほぼ)ゴールをプレゼントし、絶え間ないドリブルで打撃を与えた」

 同紙は、かつてカンプ・ノウでのデビューを夢見て、このバルサで研鑽を積んでいた若武者に、一言こう添えている。

「彼は戻ってきた」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
【動画】「天才的なお膳立て」とバルサ贔屓紙も激賞!久保建英が完璧なクロス→ノルウェー代表FWが絶好機を決められず

【動画】古巣バルサを相手に躍動!バー直撃の強烈なシュートを放つ久保

次ページ【動画】「天才的なお膳立て」とバルサ贔屓紙も激賞!久保建英が完璧なクロス→ノルウェー代表FWが絶好機を決められず

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事