バー直撃シュートに絶好機創出!久保建英が孤軍奮闘も…メンデス一発レッドが響いたソシエダはバルサに0-1敗戦【国王杯準々決勝】

2023年01月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

4-3-1-2のトップ下でプレー

古巣バルサ戦で78分までプレーした久保。(C)Getty Images

 現地時間1月25日に開催されたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の準々決勝で、久保建英が所属するレアル・ソシエダは、バルセロナと敵地カンプ・ノウで対戦した。

 かつてカンテラ(下部組織)に所属した古巣との一戦で、21日のラージョ・バジェカーノ戦(ラ・リーガ第18節)を大腿四頭筋の張りで欠場した久保が公式戦3試合ぶりに先発出場。シルバがメンバー外となったこともあり、4-3-1-2のトップ下に入った。

 序盤から圧倒的にボールを支配される展開のなか、15分に久保がいい形でボールを持ち、FWセルロトへ的確なパス。カウンターを発動し、リターンパスがくればチャンスだったが、ノルウェー代表FWが潰されてしまう。その2分後には、デンベレに際どいシュートを浴びるも、枠を外れる。

 その後も防戦が続くなか、30分にソシエダに決定機。ペナルティエリア内の左サイドでパスを受けた久保が強烈なシュートを放つも惜しくもバーに嫌われる。
 

 38分には久保へ激しいタックルをしたブスケッツにすかさずチャージにいったメンデスが、ブスケッツの足を踏んだとして、オンフィールドレビューの末にレッドカード。ソシエダは数的不利を強いられる。ハーフタイムには、審判団に抗議をする久保の姿が見られた。

 何とか前半を凌いだソシエダだったが、52分に先制を許す。一本の縦パスに抜け出したデンベレが、そのまま持ち込んで右足のシュート。GKレミロの左手を弾いたシュートがゴールに吸い込まれた。

 しかし、ここから久保が魅せる。59分には見事な抜け出しを見せ、後ろからユニホームを引っ張って止めたペドリのイエローカードを誘発。その直後には、左サイドから絶品のクロスを送り込むも、この絶好機をセルロトが決められない。

 69分には、右サイドのデンベレのクロスからガビに左足のシュートを浴びたが、今度はバーに救われた。

 孤軍奮闘の久保は78分にナバーロと交代。終盤の決定機を逃し、このまま0-1で敗れたソシエダは公式戦の連勝が9で止まった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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