「いろんな意図がある」野々村チェアマンが語る開幕カード“川崎対横浜”決定の理由「世界に飛び出していく大きなクラブが…」

2023年01月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「僕が決めたことではない。ただ…」

Jリーグ『30周年オープニングイベント』に出席した野々村チェアマン。写真:鈴木颯太朗

 Jリーグは1月25日、東京都内で『30周年オープニングイベント』を開催。イベントに登壇した野々村芳和チェアマンが、今シーズンの開幕カードの意図について述べた。

 今シーズンで節目の30周年を迎えるJリーグ。野々村チェアマンは、次の30年後に向けて、「世界に飛び出していくような大きなクラブが生まれ、アジアで圧倒的なリーグになっていければ」と目標を語った。

 2023年シーズンは、2月17日に開幕する。オープニングマッチは、昨季J1王者の横浜F・マリノスと昨季2位の川崎フロンターレ。近年は毎年のように優勝争いを繰り広げる2チームが、開幕戦で激突することになったが、このカードとなった理由ついて野々村チェアマンは以下のように語った。
 
「基本は日程くんが決めることで、僕が決めたことではない。ただ、リーグとしての思いは共有していると思うし、いろんな意図があると思います。たまたまなのか、狙ってなのかは置いといて、そんなカードが開幕カードになるというのは、注目度も上がりますし、将来、どこが日本を引っ張っていく存在になるのかは、これからの競争になると思う」

 続けて、「10年前のJリーグとはまったく変わってきている」とクラブの勢力図の変化を挙げ、「そこを含めて、いまトップレベルにあるチームが、これからの競争で圧倒的に日本をリードするクラブになれるか、そうじゃないかを競争してもらえるようになるといいなと思います」と期待を込めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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