「電撃的。速すぎて…笑った」三笘薫、練習初日の“衝撃”をユニオン時代の元同僚が回想!「アンリのようだった」と絶賛した技術は? ドリブルではなく…

2023年01月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼を止める唯一の方法だった」

プレミアで躍動する三笘のベルギー時代を元同僚が振り返った。(C)Getty Images

 プレミアリーグを席巻しているブライトンの三笘薫を元同僚が回想している。

 カタール・ワールドカップで世界にその名を轟かせた三笘は、大会後も所属するブライトンで躍動。1月21日のレスター戦(2―2)で、度肝を抜くゴラッソを叩き込むなど、ここ4戦3発と絶好調だ。

 現地での注目も高まるなか、英衛星放送『Sky Sports』は、三笘が昨シーズンにレンタルされていたベルギーのユニオン・サン=ジロワーズで同僚だったクリスティアン・バージェスにインタビューを実施。興味深いエピソードを引き出している。

「彼の最初のトレーニングセッションを覚えている」と切り出したバージェスはこう続けた。

「彼はまさに電撃的だった。最初の数歩が速すぎて、友人のジョナス・バゲル(現シャルルロワ)を叩きのめしていたよ。ありがたいことに、(ミニゲームもしくは紅白戦で)彼は僕のチームにいたので、僕とカスパー・ニールセンでジョナスのことを笑っていた。彼(ミトマ)はジョナスを簡単に3回も抜き去ったんだ」 
 
「ジョナスは『見てくれよ』みたいな感じだった。次の瞬間、カオルを倒そうとした。それが彼を止める唯一の方法だったからね。僕たちはただ笑っていたよ。ジョナスが最も機敏というわけでないにしろ、誰も本当に(止める)チャンスはなかったね」

「それが彼の最初の記憶だ。非常に優れていたことが分かった。技術的能力があり、明らかに身体能力もあった」と回想したバージェスは、「彼を傑出した選手にたらしめる冷静さを持っていた」とし、シュート技術も絶賛している。

「彼はティエリ・アンリのようにフィニッシュする。トレーニングでも試合でも、彼はファーサイドにシュートを打つのを平然とやってのけるんだ」

 レスター戦のゴラッソは、まさにその"アンリのようなシュート"。ベルギー時代から磨いていた技術だったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
【動画】「アンリのようだった」と元同僚が絶賛したファーサイドへのフィニッシュ!三笘が決めた衝撃のゴラッソ

【PHOTO】三笘の1ミリ、ブラボー、ボノ連続PKストップ…カタール・ワールドカップの名場面を厳選ショットで紹介!

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