「勇敢だった」イングランド代表DF→冨安健洋へのマンU戦HT交代、辛口の敵OBネビル氏が激賞!「放っておくこともできたが…」

2023年01月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ラッシュフォードに苦戦していた」

マンチェスター・U戦で後半頭からピッチに立った冨安。(C)Getty Images

 現地時間1月22日に開催されたプレミアリーグ第21節で、冨安健洋が所属する首位のアーセナルは3位のマンチェスター・ユナイテッドとホームで対戦。エディー・ヌケティアが90分に決勝ゴールを叩き込み、3-2で劇的な勝利を挙げている。

 この試合でベンチスタートとなった冨安は、右SBのレギュラーであるイングランド代表DFベン・ホワイトに代わって後半頭から出場。前半にそのホワイトが翻弄されたマーカス・ラッシュフォードの対応に始めは苦しんだものの、徐々に抑え込んだ。

 53分には、ゴラッソを叩き込んだブカヨ・サカへのパスで、プレミアリーグでは今季初アシストをマーク。その6分後に、CKの対応でGKのアーロン・ラムスデイルと交錯してしまい、こぼれ球を敵CBリサンドロ・マルティネスに押し込まれて失点に絡んだが、攻撃にも絡み、総じて悪くないパフォーマンスだった。
 
 ユナイテッドのOBである元イングランド代表DFのガリー・ネビル氏はこの交代を決断したミケル・アルテタ監督を賞賛。英衛星放送『Sky Sports』で次のように語っている。

「ハーフタイムのミケル・アルテタは勇敢だった。ベン・ホワイトは今シーズン本当に良かったが、前半はラッシュフォードに苦戦していた。彼は苦戦していたベン・ホワイトを外す決断を下した。放っておくこともできたが、そうしなかった」

 辛口で知られ、自身も右SBだったネビル氏は、冨安への交代が奏功したと考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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