日本人選手６人が所属するセルティックは現地時間１月21日、スコティッシュカップ４回戦で２部のグリノック・モートンとホームで対戦。古橋亨梧の２ゴール・１アシストの活躍もあり、５－０の完勝を収めた。

　この試合で、今冬に横浜F・マリノスから加入した岩田智輝が待望の新天地デビューを果たした。後半のスタートから途中出場。現地紙『Glasgow Live』の採点は「５」。特筆すべき寸評はなかったが、ではアンジェ・ポステコグルー監督はどう見たか。

　試合後のインタビューで「後半の早い段階で、出場機会があまり得られていなかった選手を起用できたことについて満足できたか？」という質問に、指揮官は「そうですね。とても大事だった」と応じて、次のように続ける。

「ほとんどの選手が十分な出場時間を得られていると思いますが、小林（友希）や（デイビッド・）ターンブルがフル出場できたのは良かった。さらに後半には、まだ出場機会のなかった岩田智輝をピッチに送り出せたのは、とても重要だった」

　インタビュアーから、岩田のさらなる出場機会などについて問われると、こう答える。
 

「どこでデビューさせるかは選べるものではないが、岩田のことはよく知っているので特別に心配はしていませんでした。彼はまだフィジカルのコンディションを高めている最中ですから、調子が上がってくればもっと良くなりますし、チームにもっと貢献できるようになります。ただ、今日のようにデビューさせて、試合を経験させられたのは良かった」

　昨季のJリーグでMVPに選ばれ、自身初の欧州移籍にチャレンジした25歳に、ポステコブルー監督も小さくない期待を寄せているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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