衝撃のゴラッソで世界を驚嘆させた。

　現地土曜日のプレミアリーグ第20節、ブライトンはアウェーでレスター・シティと対戦。その27分だった。ブライトンの日本代表ＭＦ三笘薫は左サイド深くでボールを持つと、レスターＤＦを交わしながら鋭く中央へカットイン。ゴール前およそ20メートルの位置から狙いすましたミドルショットを豪快にファーサイドへ蹴り込んだ。

　この圧巻の一撃で先制したブライトンは後半に逆転を許すも、終了間際に途中出場のＦＷエバン・ファーガソンが同点ヘッドを決め、試合は２－２で終了。チームは暫定６位に浮上している。

　ブライトンの地元メディア『Sussex Live』は出色の出来を披露した三笘を手放しで称賛。試合後すぐさま出場全選手の採点を掲載し、三笘は右ＳＢで２点目アシストのペルビス・エストゥピニャン、セントラルＭＦで身体を張り続けたモイセス・カイセド、そして値千金の同点ゴールを叩き込んだ18歳ＦＷファーガソンとともにチーム最高点となる「８」を付与された。
 

　同メディアは「ミトマがボールを受けたとき、すでにムードが漂っていただろう。そこからギアを一気に上げて、鮮やかにカーブをかけたドライブ弾をねじ込んだのだ」と評し、「どのチームの誰もこの男を捕まえ切れない！」と絶賛した。

　今季リーグ戦４得点目を挙げた三笘は、その後もハイパフォーマンスを連発してブライトン攻撃陣を牽引。目下急上昇中の声価をさらに高めた印象だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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