元日本代表の伊野波雅彦氏が１月21日、自身のツイッターを更新。日本代表時代のエピソードを明かした。

　12年前の同日には、2011アジアカップの準々決勝が行なわれ、日本は開催国のカタールを相手に、香川真司の２得点と伊野波のゴールで３－２の勝利を収めた。日本代表の公式アカウントでは、当時の写真やスコアなどをアップロードした。

　この投稿を伊野波が引用して「懐かし」と書き出し、次のように続ける。

「ザッケローニ監督に1人少ないから逆のサイドバックが上がったら伊野波は上がるなって言われたけど、上がって珍しく点を取った試合！」
 

　伊野波はこのカタール戦に先発。63分に吉田麻也が２枚目のイエローカードで退場となり、直後の直接FKを決められて２－１と勝ち越される。厳しい状況に追い込まれたが、香川が71分に同点弾をゲットし、終了間際の90分、伊野波が値千金の逆転弾を決めてみせた。

　勝利の立役者となったが、指揮官の指示に従わなかったからか、「試合終わった後に監督に一発ビンタされたわ！笑」と回想。ただ、自身にとっては意味のあるゲームだったようで「ある意味自分の人生の岐路だったかもしれなかった」と振り返った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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