川崎フロンターレの家長昭博が、北海道コンサドーレ札幌に所属する西大伍のYouTubeチャンネルにゲスト出演。川崎の鬼木達監督や同OBの中村憲剛氏について語った。

　家長は鬼木監督について西に尋ねられると、「真面目な人」と回答。「毎日サッカーのことを考えて。本当に寝る寸前までサッカーのことを考えているんだろうなって感じ」「本当にサッカーが大好きだと思う」と評した。

　自身の指導者願望を問われると、「いや、興味全然ないな」と笑いながら答える。西の「サッカー見ないですもんね？」という指摘に、「あんまり見ない」と認めた。

　また、20年限りで引退した中村憲剛氏については、「あのまんまの人よ。サッカー好きだし」として、プレーについては「シンプルだけど、周りもやりやすいし、自分も輝けるし」と分析。さらに、その"人間力"をこう称える。
 

「選手との関わり方も、選手をちょっと超えている感じがあって。アドバイスするタイミングとか、たぶん自分で考えている。クラブに今いるけど、どういう影響力があるからどういう風なことを、どのタイミングで俺たち選手に関わってやっているか。『あ、今、自分、言ったらあかん』とか、『今、引く所や』とかも考えている。すごい人」

　さらに、中村氏が長期的な視点を持って引退を決めていたと聞き「それぐらいからちゃんと考えないといけない」と思ったようで、「辞めることをイメージすることはある」と、影響を受けたと語った。

　それに対して西が「求められなくなったら辞めます？ 例えば、川崎が『いらない』ってなって、J２でプレーみたいな」と質問すると、家長は「今はまだやるかな。できるから。そんなに長くはやらない」とのことだ。

　Jリーグ屈指の熟練レフティは、プロ19年目のシーズンはどんな活躍を見せてくれるか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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