「ミトマの方がはるかに危険で止めるのが難しい」躍動した三笘薫、追放されたベルギー代表に代わる“エース候補”と英紙激賞!「ボールを持つ度に何かを起こすように見える」

2023年01月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「スピードと技巧は感心せずにいられない」

トロサールの穴を感じさせないパフォーマンスを披露した三笘。(C)Getty Images

 エース交代を予感させる試合だった。

 現地時間1月14日に開催されたプレミアリーグ第20節で、三笘薫が所属するブライトンがホームでリバプールと対戦。終始主導権を握り、3-0という衝撃的な勝利を収めた。

 主戦場である4-2-3-1の左サイドハーフに入った三笘は、対峙したイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドを翻弄するなど躍動。何度となくチャンスを創出した。

 スコアレスで迎えた47分には、ゴールに絶妙のパス。アシストはつかなかったものの、ソリー・マーチの先制点を演出した。

 ブライトンはこの一戦を前に、エースのベルギー代表MFレアンドロ・トロサールが、練習を無断早退したという理由でベンバー外に。ロベルト・ゼ・ゼルビ監督との関係が悪化しており、今冬の移籍が濃厚視されている。
 
 このリバプール戦のパフォーマンスを受けて、英紙『EXPRESS』は、「ミトマはブライトンにトロサールを忘れさせる」と主張している。

「デ・ゼルビが過去3シーズンにわたってブライトンの主力選手だったトロサールを放出する準備をしているように見える理由は容易に理解できる。今、すべてのブライトンサポーターは新しい爆発的なスピードを持つフォワードの話をする。それがミトマだ。彼は素晴らしいタレントだ。彼のスピードと技巧は感心せずにいられない」

 同紙は「ミトマはボールを持つ度に、決定的な何かを起こすように見えた。チャンスを待ちながらプレミアリーグで継続性を見出した彼について、毎週のように言えることだ」賞賛している、

「ミトマはトロサールとは全く違うプロファイルだが、はるかに危険で止めるのが難しい。彼の急加速と電撃的スピードは、このアウェー戦を通して、リバプールにとって大きな問題だった」

「アルビオンの先制点の時、ゴール前を横切る鮮やかなボールでマーチが押し込んだゴールを導いたとき、彼の仕事も報われた」と賛辞を続けた『EXPRESS』紙は、トロサールに代わる新エースは、三笘だと考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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