「これほど酷い試合は記憶にない」「本当に最低」衝撃の完敗にクロップの嘆きが止まらず。主将も「全てブライトンが上」

2023年01月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最初から最後まで、全てが上手くいかなかった」

リバプールの主将ヘンダーソン(左端)が完敗を認めた。(C)Getty Images

 現地時間1月14日に開催されたプレミアリーグの第20節で、7位のリバプールは8位のブライトンと敵地で対戦。三笘薫に自軍の右サイドを再三崩されるなど、終始劣勢を強いられ、0-3の完敗を喫した。

 試合中には激しいジェスチャーで、チームのパフォーマンスに不満を露わにしていたキャプテンのジョーダン・ヘンダーソンは、がっくりだ。英紙『Daily Mail』によれば、「最初から最後まで、全てが上手くいかなかった。ブライトンは全てにおいて我々より優れていた。チームとして本当に最低の結果だ」と語った。

「我々は団結しなければならない。タフな瞬間だけど、共に早く状況を変える必要がある。学習し、リアクションを示さないと。もっと良くなれるはずだ。正しい方向に持って行くために努力しなければならない。かなり自信をなくしている。エネルギーレベルも低い。我々は戦い続けなければならないし、願わくば早くそれを変えたい」
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 一方、ユルゲン・クロップ監督は嘆きが止まらない。「悪い、本当に悪い。リバプールに限らず、これほど酷い試合は記憶にない。本当に最低の試合だ」と、自軍の戦いぶりをこき下ろした。

「ブライトンは勝利に値する。彼らは本当によくプレーしていた。とても組織的なチームと、あまり組織的でないチームとの戦いだった。2―1にするチャンスはあったが、少し浮き足立って、そこから先に進めるような瞬間がなかった。結果は見ていて恐ろしかった。ブライトンを応援する誰もが、この試合を大いに楽しんだだろう。リバプール側は一瞬たりとも楽しめなかった」

 4位のマンチェスター・ユナイテッドとの差は10ポイントで、4位以内に出場権が与えられるチャンピオンズリーグ出場権獲得も厳しい状況となっている。クロップ政権8年目に突入した名門は、このまま沈んでいくのか……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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