元日本代表の中村俊輔が、放送600回を迎えたテレビ東京系列のサッカー番組『FOOT×BRAIN』に出演。日本サッカー界で一時代を築いた男が、期待している若手を明かした。

　まず１人目は「久保（建英）選手」。続けて「僕は会ったことがないんですけど」と前置きして「レアルの中井（卓大）君」と、共に子ども時代にスペインに渡った俊英を挙げた。

「小さい頃に海外で育って。今度からはそういう選手がもっと増えていくんじゃないかなって。そういうルートを、たとえば協会が作るとか」

　現在、JFA（日本サッカー協会）はドイツのデュッセルドルフに欧州オフィスを設置。俊輔は「ヨーロッパでやっている選手を、電話じゃなくて、間近でスタジアムで見に行ったり」できる環境をポジティブに捉えている。
 

　一方で、日本国内で着実に成長している逸材にも注目しているようだ。

「あとは松木（玖生）君」

　松木は青森山田高を卒業後、2022年にFC東京に加入。ルーキーイヤーから31試合・２得点の活躍を見せた。

「１年目でほとんどフル出場している選手で、ハードワークできますし。代表にすごい合っていると思います。世界と戦う時のメンバーとして。センスもある」

　俊輔によれば、松木は「フリーキックもすごい練習していますしね」とのことで、「頑張ってほしい１人です」と期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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