現地時間１月14日に開催されたプレミアリーグ第20節で、三笘薫の所属するブライトンはリバプールとホームで対戦し、３－０で圧勝。暫定７位に順位を上げ、チャンピオンズリーグ出場圏内の４位につけるニューカッスルとの勝点差を５に縮めた。

　この一戦で三笘は４－２－３－１の左サイドハーフに入り、公式戦５試合連続で先発。キレキレのドリブルで幾度となくチャンスを作り出し、47分にはペナルティエリア内中央へ絶妙なラストパスを送り込み、ソリー・マーチの先制点を完璧にお膳立てした。

　意気軒昂な日本代表アタッカーが大いに存在感を示した一方で、大苦戦を強いられたのが、リバプールの右SBトレント・アレクサンダー＝アーノルドだ。試合全体を通してマッチアップした三笘に翻弄され、たまらずやや乱暴なファウルで止める場面もあった。
【動画】絶妙なラストパスをゴール前へ！三笘の鮮やかな先制点お膳立てをチェック ※投稿の白地部分をクリック

　現地メディアは厳しい評価を下しており、『90min』は採点記事で三笘の「８」に対し、アレクサンダー＝アーノルドには「３」を付与。「ミトマに何度も抜かれ、最終的にリバプールはその代償を払わされた」と訴えている。

　また、『The Anfield Wrap』と『DaveOCKOP』での評価も低調な「４」に。寸評にはそれぞれ「ミトマに１日中弄ばれた」「ミトマに狙われ、苦しめられた」と記され、やはり完敗ぶりが強調されている。

　チームの圧勝に貢献し、個人でもカタール・ワールドカップに出場したイングランド代表DFに完勝した三笘。その勢いは増すばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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