「俺間違えたかな」鄭大世が“実家”川崎へ帰らなかった選択を後悔「フロンターレに戻っていたら復活していたかもと…」

2023年01月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「川崎は僕を育ててくれた実家」

鄭大世氏がプロキャリアをスタートさせた川崎への思いを語った。(C)SOCCER DIGEST

 昨シーズン限りで現役を引退した元北朝鮮代表FW鄭大世氏が1月14日、元日本代表MF鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルで公開された動画に出演。自身のキャリアを振り返った。

 2006年に川崎フロンターレでプロの扉を叩いた鄭氏は、2010年にドイツのボーフムに移籍し、海外へ挑戦。2015年に清水エスパルスでJリーグ復帰も、その後は川崎に戻ることはなかった。

 プロとしての原点である川崎について、鈴木氏に訊かれた鄭氏は、「川崎は僕を育ててくれた実家なので、親のように感謝しています。なので等々力競技場に行くと実家に帰ってきた気分」と語った。
 
 鄭氏は引退発表後の昨年10月29日、川崎のホームゲームを観戦。この時の心境についても次のように述べた。

「川崎に帰ってこなかったじゃないですか僕は。その判断が正しいと言い聞かせていたんですけど、このあいだ等々力に行った時に試合を観たら、(川崎が)めちゃくちゃ強いんですよ。サッカー自体は大きく変わっているけど、基本的にFWの役割は昔と変わっていなかった。そこで『俺間違えたかな』と。フロンターレに戻っていたら復活していたかもと思って、その時にいろんな後悔の念に襲われましたね」

 実家と表現するクラブへ帰らなかった自身の選択には、悔いが残っているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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