１月10日、J１王者の横浜F・マリノスが始動。連覇に向け、新拠点となる「F・Marinos Sports Park～Tricolore Base Kurihama」で2023年シーズンをスタートさせた。

　気力みなぎる選手たちがトレーニングに励むなか、グラウンドには宮市亮の姿も。昨夏のE-１選手権で負傷し、右膝前十字靭帯断裂の診断。長期離脱を余儀なくされた。

　これまでのキャリアで度重なる怪我に悩まされた宮市だが、2021年７月の横浜加入以降は、時間をかけながらも本来のパフォーマンスを取り戻していた。その結果として先述のE-１選手権で久々の代表復帰。だが、再び試練が降りかかった。
 

　一時は引退の二文字が頭をよぎったが、復帰を決意。もう一度、ピッチに立つために、懸命にリハビリを続けてきた。

　そして迎えた今季の始動日に、宮市はインスタグラムを更新。炎の絵文字を添えて「NEW SEASON 2023」と綴り、ランニングやボールを蹴る自身の写真をアップロード。ハッシュタグには「#５ヶ月ぶりにゴールへキック」「#リハビリは順調です」「#もう少し」と記す。

　逆境に立ち向かう不屈のアタッカーの再起が待ち遠しい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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