オールドファームでの初ゴールも達成した。リーグの得点ランク首位タイに立つ活躍に、クラブのレジェンド監督も魅了されている。

　セルティックの古橋亨梧は、１月２日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第20節のレンジャーズ戦で、終了間際にチームに１ポイントをもたらす同点弾を挙げた。グラスゴーを二分するダービーマッチでの得点は移籍後初めてだ。

　ワールドカップの中断を挟むここ９試合で８得点とゴールを量産している古橋は、これで今季15ゴールと得点ランク首位タイに位置している。昨季の公式戦20得点を上回りたいと話していたが、ここまで16得点と今月にもその数字を更新する勢いだ。

『GlasgowTimes』によると、一昨シーズンまで指揮を執り、９連覇という偉業を成し遂げたニール・レノンは、『Football Odds』で「今のセルティックの選手はみんな好きで、キョウゴ・フルハシのことは本当に好きだ。自分のチームにいてほしかったと思う選手のひとりだよ」と、古橋を絶賛している。

「彼はとても決定力があり、あらゆるかたちのフィニッシュを決められて、動きが素晴らしい。今の私のお気に入りの選手だ」

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　セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』は、レノンの賛辞も「驚きではない」と伝えている。

「ストライカーとしての彼の動きや、ボールの保持・非保持によらないハードワークは、どんな監督でも指導してみたいと喜ぶものだろう。だからこそ、彼はアンジェ・ポステコグルーの下で大きな成功を収めてきたのだ」

　さらに、同メディアは「日本サッカーや世界のその他のリーグの知識を信じた監督の功績は大きい」と、新たな市場からの補強でチーム強化を続けるポステコグルーの手腕にさらなる期待を寄せた。

「セルティックのサポーターはこれまでの監督たちに、Jリーグのような手つかずの市場からもっと補強するように求めていた。もちろん、後になってこうやって言うのは容易なことだ。だが、クラブは本当に今のように異なる市場で補強すべきだった」

「幸いにも、今はポステコグルーの下でその恩恵を見ることができている。今後の移籍市場で世界中からさらなる補強を行うことは疑いない」

　古橋の活躍もあり、セルティックの日本人選手はこの冬で６人に増えた。さらにクラブのレジェンドを魅了する選手はさらに出てくるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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