大津がPK戦の末に激闘制す! 夏の王者・前橋育英は“リベンジ”ならず【選手権 準々決勝】

2023年01月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半に前橋育英の小池が退場に

PK戦の末に大津がベスト4に進出。写真:梅月智史

[高校選手権準々決勝] 大津0(5PK4)0前橋育英/1月4日(水)/浦和駒場スタジアム

 1月4日に高校サッカー選手権の準々決勝が各地で開催。浦和駒場スタジアムでは前橋育英(群馬)と大津(熊本)が対戦した。

 立ち上がりから両チームとも、アグレッシブなプレーを見せる。攻撃では良い距離感でボールを動かしてゴールに迫る一方、守備陣が身体を張ったディフェンスで対抗する。

 攻守が目まぐるしく入れ替わるなか、前半17分に大津が決定機を迎える。長身FW小林俊瑛を起点に左サイドから崩し、最後はFW山下基成がシュートを放つも、これは惜しくも枠を外れる。

 前橋育英もスピーディかつテンポの良いパスワークで攻め立てていく。チャンスをいくつか作り出すも得点には至らず。前半はスコアレスで折り返す。

 迎えた後半も拮抗した展開に。お互いに攻勢を強め、シュートの数こそ少ないが、要所で激しいバトルが繰り広げられる。

 後半17分には前橋育英のMF小池直矢が2枚目のイエローカードで退場に。前橋育英は10人での戦いを余儀なくされる。
 
 その後も一進一退の攻防が続き、両チームとも一歩も引かず、80分間を終えて0-0。勝負はPK戦に持ち込まれ、5-4で大津が勝利を収めた。

 前回大会でもベスト8で相まみえた両チーム。当時は1-0で大津が勝利したが、今回もまた白星を掴んだ。夏の王者・前橋育英は悔しい敗戦となったが、最後まで懸命に戦い抜いた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【選手権PHOTO】堀北・ガッキー・広瀬姉妹! 初代から最新18代目の凛美まで「歴代応援マネージャー」を一挙公開!
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事