「普通に打っていれば1位だった」堂安律がW杯スペイン戦の強烈同点弾を分析!事前のシュート練習で取り組んだのは…

2022年12月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「1日、3本とか5本とか。本当に1本に全力で集中力を捧げていた」

堂安が自身のYouTubeチャンネルでスペイン戦を振り返った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表MF堂安律が12月29日に自身のYouTubeチャンネルを更新。カタール・ワールドカップのスペイン戦(2-1)の舞台裏を語る特別企画を投稿した。

 スペイン戦で堂安は0-1で迎えた後半から投入されて、直後の48分に左足で豪快な同点弾をゲット。そのシュートスピードは、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』が作成したグループステージにおけるランキングで2位だった。

 日本は12分にアルバロ・モラタに先制点を決められて、内容面でも劣勢を強いられた。それでも、前半の1点ビハインドから逆転勝利したドイツ戦(2-1)と似ていたために、堂安は「焦ることなく準備していた」という。

 実際にピッチに立つと、「スペインがフワッと入ったな」と感じて、「間違いなくスペインが落ちたんだな」と判断。「ペドリの守備もすごく軽かったし、ボックス付近であの守備をしてもらえると、僕からしたらまさに『俺のコース』だったので、中に入って振り切った」と振り返る。
 
 また、堂安のもとにボールが渡るきっかけを作った伊東純也のプレスを「あのプレッシャーは、まさに僕のゴールのアシストだと思う。なかなか、勇気を持ってスペインにあそこまで出てくることはできない」と称賛した。

 そして、シュートを打つ際には「相手のセンターバックも、すごく"賢くない守備"をしていて」と分析。当初はファーサイドを狙おうとしていたが相手CBがいなかったため、急遽ニアに変更して左足を振ったという。

 一方、ハイレベルなシュートスピードが注目された一撃にもかかわらず、「あれで2位なら、もっとインパクトのあるシュートは今までも打っているので、普通に打っていれば1位だった。決してビッグマウスではなくて、インパクトも本当になかった」と意外だったと明かした。

 さらに、事前の準備についても言及。「ワールドカップに行く1か月前くらいから、シュートの居残り練習は目をつぶって、ワールドカップの雰囲気をイメージ」していた。量よりも質にこだわり「1日、3本とか5本とか。本当に1本に全力で集中力を捧げていた」と明かした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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