古橋亨梧&旗手怜央が揃って2発!大爆発の日本人コンビに激賞の嵐「キョウゴとレオが破壊」「サポにクリスマスのご褒美」

2022年12月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

全く不慣れではなかった

揃って2ゴールと鮮烈な活躍を見せた古橋(左)と旗手(右)。(C)Getty Images

 現地時間12月24日に開催されたスコットランドリーグ第18節で、首位のセルティックは、5位のセント・ジョンストンとホームで対戦。4―1で大勝を収めた。

 この一戦で、全得点を叩き出したのが、カタール行きを逃した日本人コンビだ。絶好調のエース古橋亨梧と、右SBで先発した旗手怜央が揃って2ゴールを挙げる、圧巻の活躍を見せたのだ。

 現地メディアは軒並み激賞しており、『THE CELTIC WAY』は「キョウゴとレオ・ハタテがセントを破壊する」と題した採点記事で、前者に「8点」、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた後者に単独トップの「9点」を付与。寸評にはそれぞれこう綴っている。

古橋
「そのタリスマン的なゴールセンスは衰えを見せない。この日は、リビングストン戦と同じように、バックヒールでのタッチで2―0のゴールを決めた。位置はトレードマークのニアポストからだ。その後、ジェームズ・フォレストのカットバックから再びシュートを放ち、3―0とリードを広げた」

旗手
「右SBという比較的不慣れなポジションを任されたが、Jリーグ時代にプレー経験があるので、全く不慣れな領域ではなかった。それは勢いを止める要素にはならず、彼は開始15分以内に、わずかにディフレクションした強烈なシュートをネットに突き刺したのだ。

 右SBにすんなり入り、その攻撃的なキャラクターで、ファイナル・サードで強力な武器となった。巧みな抜け出しから2点目も挙げたが、終盤のシュートはポストに当ててしまい、ハットトリック達成とはならなかった」
 
 また、『Glasgow Live』も同様に古橋に「8点」、旗手を「9点」と高評価。サムライ戦士2人に惜しみない賛辞を寄せている。

古橋
「この日本人ストライカーは、ベストな状態に戻っていた。キョウゴがボックス内から決めた2つのクラシックなゴールは、ホームサポーターにクリスマスのご褒美を与えるようなものだった。批評家たちからの評価も高い」

旗手
「アンソニー・ラルストンの代役として右SBに入ったが、MFはこの起用に動じることはなかった。アンジェ・ポステコグルーのスタイルを体現していた。この日本のスターは、常に中に切り込んで脅威を与え、グラスゴーでのプレーでトレードマークとなった力強い一撃で、先制点を挙げた。ハーフタイムの直後には、2点目を決めた。ポストもかすめ、ハットトリック達成まであと一歩だった」

 サムライ戦士の大暴れで、リーグ戦の連勝を11に伸ばした昨シーズン王者のセルティック。この勢いをどこまで持続できるか。中3日で行なわれるハイバーニアン戦を挟み、来年2日にはいよいよ宿敵レンジャーズとの大一番が控えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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