現地12月23日、FIFA（国際サッカー連盟）がカタール・ワールドカップの大会ベストゴールを発表。グループステージのセルビア戦で、ブラジル代表FWリシャルリソンが決めた鮮やかなバイシクル弾が選出された。

　FIFA公式ホームページは史上最多172ゴールの中から10ゴールをノミネート。24時間に渡ってファン投票を募った。ほかの候補には、アルゼンチン戦の逆転ゴールとなったサレム・アル・ドサリ（サウジアラビア）の劇的ミドル、ルイス・チャベス（メキシコ）が左足でねじ込んだ強力なロングFK、ヴァンサン・アブバカル（カメルーン）の技ありループショット、さらにはペク・スンホ（韓国）がブラジル戦で決めた弾丸ショットなどなど。いずれも大会を彩ったファインゴールだが、投票の結果、リシャルリソンの一撃に決定した。
 

　しかしながら（当然ながら）、FIFAの公式ツイッター＆インスタグラムにはさまざまな国のさまざまなファンから賛否両論が殺到。「異議も文句もなしだろ！」「もっとも美しい」「ザッツ・ブラジル！」「完璧にクールだった」と称える声がある一方で、「どう考えてもアブバカルだろ！」「チャベスのヤツが世紀の一発」「これでいいのかFIFAよ！」「すべての投票結果を公表すべし」「ネイマールのほうが感動的」「（リシャルリソンのゴールの）派手さに騙されてはいけない」など、納得のいかないファンは反対意見を書き込んでいる。

　コメント欄が大賑わいとなるほど、FIFAの選んだノミネート10選が正しかったということか。何をもって「ベスト」と見るのかも人それぞれ。ただ、せめて２位と３位がいずれのゴールだったかくらいは教えてほしいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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