「日本の中ではまだ若いと言われるけど…」前園真聖と松井大輔がパリ五輪世代に危機感。リーダーとして期待する選手は?

2022年12月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「海外を幼少期からずっと見て、厳しい過程を経験している」

前園氏は久保(右)と中井(左)にチームを引っ張る役割を期待した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 Y.S.C.C.横浜の元日本代表MF松井大輔が12月23日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツをアップ。ゲスト出演した鹿児島実業高の先輩で元日本代表MFの前園真聖氏と、2024年開催予定のパリ五輪について語った。

 松井は、パリ五輪時に23歳以下となる選手として、久保建英(レアル・ソシエダ)や松木玖生(FC東京)、中井卓大(レアル・マドリーB)をピックアップ。そのうえで、「五輪は難しい」と懸念を示す。

 4位に入った21年開催の東京五輪では、グループステージでの組み合わせに恵まれたと分析して「良いところまでは行った」としつつ、パリでは「難しい。プレッシャーも大きい」と語った。
 
 この意見に対して前園氏は、「ホームではない。戦い方も違う」と同調。「期待はもちろんある」としつつ、幼少期からスペインでプレーしていた久保と中井以外の選手の海外組の少なさを指摘した。

「世界でいうと23歳って若くない。日本の中ではまだ若いと言われるけど、世界を見たらそんなのザラにいて。ビッグクラブで活躍している年代も、20歳とか21歳ってたくさんいるから。そう考えると、この世代ってもっと本当は出ていてもいいのでは」

 そのうえで、久保と中井をリーダーとして、「海外を幼少期からずっと見て、厳しい過程をレアル(・マドリ―)や(久保が下部組織で育った)バルサで経験しているので、楽しみはある」と期待した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「ホームではない。戦い方も違うだろうし」前園真聖と松井大輔がパリ五輪の戦いが難しいという意見で一致。世界での23歳の位置づけとは?

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